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名前の由来名前を考える際、郁子には確固とした以下のポリシーがあった。
郁子にしてみれば、大した条件でもない気がしていたが、ジェフは「こんな条件を満たす名前は数えるしかないよ!」と、驚き気味。早速コンピューターで、五十音順を並び替えて、可能な名前を搾り出す。すると本当に名前として可能な組み合わせはかなり少ない。その中から選んだのが、「みゆ/Miyu」だった。早速ジェフの母に、「Miyuというローマ字を見てどう発音する?」と聞いてみたら、一瞬の迷いも無く、「まいう〜」と言い放った…。しこたま悩んで、これだったら絶対大丈夫という確信を持っていた郁子が、この反応にずっこけたのは言うまでも無い。どんな食いしん坊になってしまうのだろうかという不安を掲げながら、色んなアメリカ人に試してみたところ、カリフォルニア在住で外国人の名前に慣れている方々は「みゆ」と読んでくれたので、もう一抹の不安は捨てて、「みゆ」で決定。 次は漢字だ。”優”の字は決まっていたが、”み”を”美”にするか、”未”にするか、はたまた”実”にするか等と考えていたところ、ある日ジェフが鼻息荒く、「ね、ね、”弥”はどう?」と言ってきた。彼曰く”弥”は:
ということらしい。 この様な確固とした理由を掲げ、”弥”を使うことを執拗に推して来たジェフに対して、名前自体をほぼ一人で決めてしまい、断固として譲らなかった形になってしまっていた郁子は、漢字の一文字くらいは父であるジェフに御譲りしようという気持ちと、”弥”を使う事で一気に名前がユニークになる感じがして、満面の笑みでようやく「弥優」に決定。 弥優自身が気に入ってくれる事を願って止まない二人であった。 |